仕事に禅を取り入れる 「終わりは始まり 始まりは終わりの仕事術」
皆さんは、「胃もたれ」する方ですか?
前の日に食べ過ぎたり、飲み過ぎたりすると翌朝に引きずりますよね。
年齢を重ねてくると尚更です。
禅では「物足りないくらいが丁度いい」と指導されます。
なぜ物足りないくらいがよいのか?
「物足りない=もっとやりたい」
ということではないでしょうか。
ご飯も腹八分目がいいと言われますが、
物足りないということは、もっと食べたいということ。
「もっと食べたい」くらいで終わっておくと、
胃も心も次の食事が楽しみになります。
しかし、このもっと食べたいくらいで終わるのがなかなか難しい。
つい、無意識に食べ過ぎてしまう。
そして、「なんであんなに食べちゃったのだろう。また飲み過ぎてしまった」とあとから後悔します。
でも、なかなか「もうちょっと食べたい。もうちょっと飲みたい」で止められない。だから、修行が必要なのだと思います。
では、「心もたれ」はどうですか?
身体と同じように、
前の日に仕事をやりすぎたり、疲れが残っていると
翌朝、なかなかやる気が起きません。
やる気というのを「点」で考えがちですが、
実は「線」で繋がっているのです。
何かを終えるときに、いかに物足りないくらいで終われるか。
あるいは、次にやりたいという楽しみを作っておくか。
何かをはじめるときにエンジンがかかりにくい傾向がある人は、
終わり方を見直してみてはいかがでしょうか?
生き方と禅についてお伝えしているnoteの記事を更新しました。
今回のテーマは『禅を仕事に取り入れる 「終わりは始まり 始まりは終わりの仕事術」』です。
ピンときた方はぜひご覧ください。