禅を生きるにいかす 後悔があるから今を生きられる
後悔というのは、「道しるべ」のようなもの。
どこか遠くに行くときには、後悔は捨てたくなる。
何かを得たいときには、後悔を邪魔になる。
人生でいえば、往路を進む人には、後悔はただの重荷。
早く下ろしたいだけ。
でも、人生には復路がある。
復路とは自分が自分に戻る旅。
自分が自分に戻っていくときに、迷わないように後悔が灯台になって道を照らしてくれる。
戻る旅。
それは一見無意味に見えるかもしれない。
でも、必要だから心に残っている。
後悔が残っている人は、自分に戻る旅をどこかで求めている。
往路で生まれた後悔と、復路で自分を導いてくれる後悔が違う。
そろそろ自分に戻っていく旅をはじめてみませんか。
生き方と禅についてお伝えしているnoteの記事を更新しました。
今回のテーマは「『而今現成』後悔があるから今を生きられる」です。こちらからご覧ください。