禅を仕事に活かす 行き詰まったときに解決しようとしないこと

問題に向き合うには2つの方向があります。

さらに囚われていく方向と囚われから自由になっていく方向です。

すぐに解決しようというのは、表面だけを見ようとしている状態。いったん解決した思っても、さらに囚われていく可能性があります。

一方で、問題をそのまま寝かしておくという選択があります。

寝かしておくとどうなるのか?

寝かしておくと、次第に心が落ち着いていきます。落ち着いた状態で問題が見られるようになると、問題だと思っていたことは大したことではないような気がしてきます。外側にあると思っていた問題は、実は自分の内側にあると気づくかもしれません。

問題を見る「私のありかた」が実は一番のポイントなのです。

ただ、人は寝かしておくのが苦手です。特に頭がよい人ほど解決を焦りがち。セッションでは、クライアントさんが話している様子を丹念に観察します。

どんなにいい解決法だと本人が言っていても、エネルギーが荒れている場合があります。これは、頭ではいいと思っても、深い部分が違っている可能性があります。

逆に、どんなに苦しいと言っていても、エネルギーは穏やかな場合があります。これは、表面はざわついていても、その奥にある深い部分は落ち着いている状態といえます。

ただ、セッション中、私からどうしたらよいかを申し上げることはありません。ただ、話を聴きながら、見ているのです。

どちらが良い悪いではありません。ただ、心に何かが起こっているということだけです。それをいかに見ていくか。

不思議なことですが、話しているうちに、自分の深い部分とつながっていきます。そして、それは落ち着きという状態になります。

心の表面が落ち着いてくると、問題への捉え方が変わってきます。

どう解決するかではなく、問題を見る自分自身のあり方が変わってくるのです。囚われが解けていくプロセスです。

クライアントさんを見ていると解決しましたではなく、気づきましたと言っているときの方が、遙かに表情が明るいです。

私自身が感じた禅と日々の生活の気づきについてお伝えしているnoteの記事を更新しました。

今回のテーマは『禅コーチング 行き詰まったときに解決しようとしないこと「私の問題」から「わたしという問題」へ』です。
こちらからご覧ください。

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