禅を生きるに活かす 人間らしさを失わないこと 絶望の中から希望が生まれる
先日、京都大学の山中教授が「コロナウィルスとの戦いは1年以上かかるかもしれない。マラソンと同じで飛ばしすぎると途中で失速してしまいます。長い戦いを覚悟して、協力していく必要があります。」とある報道番組で話されていました。
また、アメリカで活動されている禅の老師から「この戦いは思っているよりも長く厳しいものになるでしょう。必ずみんなの心が疲れてきます。心が疲れると、心が荒れます。メンタルコーチとして皆さんの心の疲れに寄り添っていかれることを祈念します。」とメッセージをいただきました。
もちろん、山中教授や老師の予想が杞憂に終わればこれに超したことはありません。
しかし、この状況下での楽観的な観測は、簡単に失望に変わります。
山中教授も「心が折れること」を心配されているのだと思います。
ちなみに仏教の要諦は、「苦しみといかに付き合うか」です。
苦しみから逃げることはできない。でも、苦しみと上手く付き合うことはできる。
この試練の中でいかに生きるか。仏教はたくさんの「智慧」を私たちに与えてくれます。
禅を仕事や人生にどう生かすかをお伝えしているnoteの記事を更新しました。