ボールが打てなくなったときのメンタルトレーニング
ゴルフで球をつかまえにいこうとすると、インパクトへの意識が強くなりすぎます。結果として、リズムにバラツキがでて、余分な力みが発生します。
野球で球をつかまえようとすると、タイミングが合わなくなっていきます。
陸上でも、遠くに跳ぼう、速く走ろうとします。結果をつかまえにいこうとすると、体は重くなったり、目標が遠ざかっていくのです。
これはすべて、「つかまえにいく心」です。
怖いとき、つかまえにいきたくなります。
欲が出たとき、つかまえにいきたくなります。
ボールをつかまえようとするほど、結果としてボールはつかまらなくなります。力みばかりが強くなり、打てなくなるのです。
どのスポーツでも、選手達は「つかまえにいく心」といかに付き合うかがメンタルトレーニングの課題になります。
つかまえにいく心とは一方向の心です。これをいかに両方向にしていくか。
つかまえにいく心とは閉ざされた心です。いかに開いていくか。
つかまえにいく心とは、部分にこだわった心です。いかに全体に広げていくか。
禅をスポーツのメンタルトレーニングに活かすnoteの記事を更新しました。