【禅を仕事に活かす】八方ふさがりで答えが出ないとき なにもしないことをする(前編)
いいアイディアが出ない。
解決方法が見つからない。
どうすればよいのか分からない。
誰しも八方ふさがりになることがあります。こういう状況で、あなたはどう対応するでしょうか。
人は答えが見つからないと焦る傾向があります。分からないという状態から一刻も早く抜けだそうとします。
しかし、焦っているときに出した答えというのは、なかなか上手くいきません。さらに状況が悪化してしまうこともあります。
ちなみに、若いときに読んだビジネス書には、行き詰まったときにはあれこれと考えるのでなく、とりあえず何か行動を起こしてみなさいと書かれていました。
自分自身の体験として、答えが出ないときに、とりあえず動いてみるというのは悪くなかったと思います。
一方で、動かないという選択肢もあります。
禅を修行する中で、坐禅とは「何もしないことをする」ことだと分かりました。
ちなみに私たちは、常に何かをしています。
人に会う、歩く、食べる、寝る。一日中何かをやっているのです。その中で一番は、考えている時間でしょうか。
現代社会では、やらなければならいことに追われていると感じている人も多いです。ひとつのことをしながら、さらに別のことをしていたり。マルチタスクをこなすことが当たり前になっているのです。
頭も身体も忙しいと、だんだん日々の生活や仕事に新鮮さがなくなっていきます。これでは、いい答えやアイディアはなかなか浮かんで来ません。
だからこそ、「何もしないことをする」というあり方が大事になってきます。
詳しくは、ビジネスと禅についてお伝えしているnoteの記事をご覧ください。
今回のテーマは「【仕事に禅を活かす】 答えが出ないとき 何もしないということをする(前編)」です。
タグ:ビジネス