言葉にするほど伝わらないことがあります。
言葉にするほど相手の心が離れていくことがあります。
メンタルコーチとして大事にしていることがあります。
それは、クライアントさんがイメージしやすい表現を使うことです。しかも出来るだけ短く。
最初のころは、メンタルトレーニングをしていて何かを伝えようとすると、たくさんの言葉を使っていました。言葉を尽くさないと理解してもらえないのではないかと不安だったのです。
特に、相手が怪訝そうな表情になると、さらに言葉を足していました。ほとんどの場合、そのとき発した言葉は逆効果でしたけど。
不安や焦りから発した言葉はどんなに良いことを言っていてもなかなか伝わりません。
今でもどう声をかけたらよいか悩むことがあります。なにも浮かんでこないときもあります。
そういうときは、言葉にしようとするのではなく待つこと。自分の言葉を減らすには相手の話をもう少し聴いてみるのが一番いいです。
スポーツと禅についてお伝えしているnoteの記事を更新しました。今回のテーマは「無心とゾーンに入るための表現を知ろう」です。
禅は言葉の使い方が非常に特徴的です。よく分からない表現も多いですが、それは無心から顕れてくる表現だからです。
説明しようとする言葉と、無心から顕れてくる言葉は違います。
あなたがもし今何かに行き詰まっているとしたら、紐解く鍵は、言葉の使い方にあるかもしれません。
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