中途半端にならないために まずは『できないこと』を知る

若い頃は、社会的に認められる人間になろうとしていました。
残念ながら認められようと努力するほど、価値がない自分が嫌になりました。
 
価値を求めるほど上手くいきません。苦しくなるのです。でも、あのときは価値以外に生きるという意味を見いだせませんでした。

しかし、禅を学ぶ中で、実は「生きることに、本来価値や意味などない」ことを知りました。価値や意味を付け加えたいという思考があるだけだと。

これは一見すると、現世の否定に見えるかもしれません。

しかし、価値や意味を求める心では、見えてこないものがあります。価値や意味で人生を計ろうとすると、生きることは人工的になっていきます

生きるという体験はもっと生々しいものではないか。

そのために、余計なものを引いていく。

価値や意味を引いていくことで、体験はより豊かにリアルになっていきます。これがいわゆる「創造的」である状態ともいえます。

「創造性」を求めて何かを足しても、どこかで行き詰まります。中途半端になってしまうのです。

そういう意味では、禅は引く技術といえるかもしれません。ここでまた引くことに意味や価値を求めなければですが(笑)

 
そう考えると、若い頃の私は「価値ある自分になる」ということを無理にやろうとしていました。できないことをやろうとしていたのです。実は、苦しさは「あなたはできないことをやっているよ」と教えてくれていたのです。

仕事やスポーツに禅をいかすことをお伝えしているnoteの記事をアップしました。

今回のテーマは「中途半端にならないために まずは『できないこと』を知る」です。
https://note.com/zen_akano/n/n06929ebe60e9

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