ロサンゼルスにある禅宗寺の小島秀明住職による日本人向けの坐禅指導の模様をYouTubeにアップしました。初心者にも分かりやすく坐り方をご説明してくださっています。第2回目となる今回は、日々の生活の活かす禅について12のヒントをお伝えいただきました。

初心者からはじめるアメリカ坐禅塾 第2回(YouTube)はこちらからご覧ください。

①初心者からはじめるアメリカ坐禅塾 第2回 Part 1

その1 一度に一つのことをやる(Do one thing at a time)
その2 ゆっくり落ち着いて注意深く丁寧にやる(Do it slowly and deliberately)
その3 終わるまでやる(Do it completely)
その4 やることを減らす(Do less)
その5 物と物の間に空間、事と事の間に時間をあける(Put space between things)
その6 立ち居振る舞い行儀を身につける(Develop rituals)

②初心者からはじめるアメリカ坐禅塾 第2回 Part 2

その7 すべき事にはきちんと時間を割り当てる(Designate time for certain things)
その8 坐禅に打ち込む(Devote time sitting)
その9 笑顔で他に奉仕する(Smile and serve others)
その10 掃除や料理を坐禅のようにやる(Make cleaning and cooking become meditation)
その11 何が不可欠で何が不必要か考える(Think about what is necessary)
その12 ありのままに生きる(Live simply)

③初心者からはじめるアメリカ坐禅塾 第2回 Part 3

坐禅での基本的な手の形(合掌、法界定印、叉手(しゃしゅ))、そして、禅堂で坐るときの作法について。

④初心者からはじめるアメリカ坐禅塾 第2回 Part 4

きちんとした姿勢を長時間保てるために、坐禅ではその人にあった坐り方を工夫することが重要。趺坐や正座が出来ない人のために、椅子での坐禅の方法を解説してくださっています。

⑤初心者からはじめるアメリカ坐禅塾 第2回 Part 5

きちんとした姿勢を長時間保てるために、坐禅ではその人にあった坐り方を工夫することが重要。座布の使い方、前後左右の身体のバランスなど個別指導の模様をお伝えしています。

小島秀明住職のご紹介

ロサンゼルスにある禅宗寺(曹洞宗の両大本山の別院で約100年前に設立)の住職、曹洞宗での正式な肩書は国際布教主任。1968年に佐賀県の曹洞宗の寺院に生まれ、駒沢大学仏教学部卒業後、曹洞宗教化研修所に入所。1993年にアメリカ仏教の研究のためにロサンゼルスの禅宗寺にて半年の研修をする。それが縁となり大本山永平寺での修行生活の後、国際布教師として再びロサンゼルスに戻り、今日まで25年にわたり禅宗寺を拠点にアメリカでの布教活動を行なっている。地元ロサンゼルスの米国人、日系人から、その積極的な行動力と優しい心配りで慕われている。