ゴルフ×メンタルトレーニング「心のスタミナ いかにラストで力を出し切るか」

皆さんは、仕事でもスポーツでもラストに強い方ですか?

それとも、最後に緊張して力を発揮しきれなかったり、
逆に気を抜いてゆるんでしまい、
せっかくのチャンスをふいにしてしまったりしていませんか?

ラストをいかに締めくくるかは、何をするにおいても重要です。

先週号の週刊ゴルフダイジェストで、
「もう上がり3ホールで崩れない 心のスタミナの高め方」について、
メンタルトレーニングの観点からの話をさせていただきました。

紙面の都合で、掲載できなかった部分についても、
今回のメルマガで少し詳しくお伝えしたいと思います。

人は必ず結果を考えます。
これをやめることはできません。
大事なことは、結果に心を持っていかれないようにすること。
いい結果を出してやろうと思えば、いつも以上に力んでしまいます。
また、安全にいこうとすると守りに入ります。

いずれにしても、ベストなパフォーマンスは望めません。
またたとえ、一時的に結果が出たとしても、
それが学び、気づきにつながっていない限り、
成長していくことはできません。

プロも何百回、何千回と、こうした場面に出会い失敗します。
そこから学び、成長した選手が一流として 活躍し続けています。

それが今回のテーマとなる「心のスタミナ」をいかに高めていくかなのです。

「心のスタミナ」を高めるためには、スコアや結果以外に
もう一つの「裏目標」を設定することです。

例えば、自分の課題に対する結果を点数化するのも効果的です。
どれくらい楽しめたか、いいリズムでできたか、
最初に決めたことをやりきれたか。

なにか裏テーマを一つ決めて、1ホールか1ショットごとに採点してみる。

そうすることで、未来の結果ではなく、
意識を今に持ってきやすくなります。

いかにシンプルな心を作れるか。
シンプルな心はシンプルなスイングになる。
シンプルな心はシンプルなプレーになる。
まさに、シンプル・イズ・ベストなのです。

また、「裏目標」を設定すると、
スコアが悪ければ駄目、スコアが良ければよかったと単純に評価するのではなく、
どこが具体的に出来て、どこが出来なかったのか
振り返りをすることができます。
そして、次にむけて新たな課題を設定することも可能になります。

また、今回の記事では、水泳の北島康介選手も指導された
日本大学の林名誉教授が 「勝負脳」という観点でコメントされています。

人間には自分を守ろうという本能があり、
あの北島選手も残り10メートルと思った瞬間に
気持ちがゆるんでいたそうです。

超一流選手でも、残り10メートルと思うと負けるのです。
この脳の反応を止めるために、
「残り10メートル」に「Kゾーン」という名前を付けたそうです。

「Kゾーン」は、世界中の人に幸せと感動を与えるゾーン。
だから人に抜かれてはダメだと。
こう考えることで残り10メートルを
「自分のゾーンに入った」と本能が目覚め、
最後までゆるまず勝負できるようになったそうです。

私も、苦手なホールやうまくコントロールできない時間帯などについては、
選手と別の名前をつけて本能をうまく使うようにしていますが、
フィニッシュにも使えるのだとあらためて勉強になりました。

メンタルとは、工夫する力です。
工夫に終わりはありません。
楽しんで工夫していくことで、人はどこまでも成長することができます。

興味のある方は、 ゴルフダイジェストオンラインでも読むことが出来ます。

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