今日は楽しみにしていた無心のマインドフルネス研究会。
マインドフルネス瞑想では、受容、思いやり、共感を育むことが大きなテーマの一つです。
メンバーからは「思いやり」についてさまざまな意見が出ました。
思いやりの心は育てるモノなのか?
思いやりは本来持っているものではないのか?
思いやりを持つべきと子供のとき育てられるのは、一種の洗脳ではないか。
さまざまな視点からの意見を聞いていて、私自身は思いやりの心について分かっていないということが分かりました。

思いやりっていうと少し重たい感じもします。あったかい気持ちくらいの方が、自分にとっては分かりやすいかも。

日々の生活の中で、あったかい気持ちが湧いてくるときもあれば、氷のように冷たい気持ちになるときもあります。
それでも、禅と出会い、藤田一照さんとの出会いを通して、自分にも「あったかい心」があることに気づけました。独りよがりで冷たい人間だと思っていた時から比べると、この気づきは大きかったです。
私の場合は、「対話」という仕事であり修行を通して、少しずつあったかい心の種を育てていきたいです。
毎回、季節のお花とお軸で温かく出迎えてくださるご住職の温かいお心に癒やされています。本当に思いやりがある人って、私が思いやっているとは思っていないですよね。
円覚寺の境内には梅の花が咲いていました。梅のような人になりたい。そんなことを思った夜でした。