今回のアメリカ挑戦も無事、すべてのミッションを終えることが出来ました。

今回は「ゼロの対話」をアメリカで初開催しました。名前もない、肩書きもない、タスクもない、ただの自分に戻り、湧き出てくる気持ちをただ表現する。

デジタル社会の中で、このような超アナログな場が、アメリカで受け入れられるのか不安もありましたが、言葉を超えたつながりを感じていただけたようでした。

ある参加者の方は、何か忘れていたものを思い起こすような感じだったと話されていました。またある方は、人は言葉で話すことで、逆に何かを失っている感じがすると言われていました。

一言ではいえませんが、あの対話の時間には、いろいろなものが込められています。禅的にいえば、究極のシンプルには、すべてがあるという感じでしょうか。私自身、とても安心感を覚えながら、あの場に楽にいられました。

人は、出会いを探しています。そして、出会いは人だけではなくて、場所、機会など、つながれる何かを探しています。実は出会いとは、刺激的でも特別ではなくて、ただそのままの自分で安心していられる瞬間ではないでしょうか。

私にとっても、今回のアメリカは新たなスタートになりました。これからゼロの対話が日本やアメリカ、世界の国に広がっていくことを願いながら、次回にむけて新たな試みを模索したいと思います。