赤野コーチの禅×メンタルトレーニング 本当に変わるためには直す前に『知る』ことが大事その2 セルフトークを発話する

今回も自分との会話、セルフトークについて
お伝えしていきます。

ゴルフのラウンド中のセルフトークを
書き出してみると、
自分のエネルギーを下げるトークが多いのです。
そしてそのことが心と体に影響を与え、
パフォーマンスを下げているのです。

多くの場合、無意識で行っているので
まずは、自分がどんなセルフトークを行っているのかを
知ることが大事だということを申し上げました。

そして次の段階として、
ラウンド中に考えていることを
声に出すトレーニングを行います。

多くはショットを打つ前に、
自分が考えている意図を声に出してもらいます。

それは球の高さ、球筋、距離、落とすところ
などなどです。

その時に大事なことは
「こうしたい」「打てるかなと思う」
「こうなったらいいな」ではなく、
「こういう球を打つ」とはっきり言い切ってもらうのです。

意図を言葉に出して、もし違和感を感じたら、
それは決断が揺らいでいる状態。
無理をしているのかもしれません。

もう一度言いきれる状態にするために、
選択を変えることも必要です。

脳には「発話思考」という機能があります。

人は自分で話した声を同時に自分で聴いています。
人は話しながら自分にも問いかけ、そして意思を決めています。

私のトレーニングではこの構造を活用し、
クライアントの方に多くの事を話してもらいます。

そしてその中から、様々なことに気づくのです。
大事なことは、発話思考という脳の働きを活性することで、
自分の意思を決めきる機能が強化されるのです。

このトレーニングは自分を信じる力になっていきます。
結果としてセルフトークも変わっていきます。

声に出すことにも効果を感じたあるプロは、
試合でもキャディーに向けて
意図を言葉に出すことを実践されています。

以前は自分を不安にして
決断を疑う内容のセルフトークが多かったのですが、
このトレーニングを行うことで
意図をしっかり決め切り、
自分を信じる言葉に変わったそうです。

ショットの意図を話せるようになったら、
さらにその時自分の起きている感情、
例えば、不安や焦り、結果にこだわっている自分など
その瞬間に起きていることを
キャディーに話してもらいます。

不安や焦りを口にするのはよくないと思っている
ゴルファーやアスリートも多いのですが、
焦っている自分や不安な自分を否定し、
打ち消そうとするから、さらに焦りが高まるのです。

ただ自分の状態を観察して、
それをジャッジせずに伝えれば、
心は落ち着きを取り戻します。
さらに、キャディーと2人でそんな状態を
笑い飛ばすか、冗談に出来るようになると
さらにグッドです。

セルフトークの重要性は
ゴルフだけではありません。
もちろん野球など他のスポーツにも言えますし、
ビジネスでのパフォーマンスにも
大きく影響します。

「駄目だろうな」「不安だな」というセルフトークを
している自分でプレゼンや営業にのぞむのと、
「不安だけど今回はこれだけやりきろう」
「駄目かもしれないが、全力でぶつかろう」
あるいは、「あきらめない」と決めてセルフトークして臨むのとでは、
大きく結果が変わります。

①まずは不安の自分をしっかり認識する。(否定しない)
②そして、しっかりと決めきる。
③次に、決めきったことを自分に明確に話しかける。
このプロセスを経ることが
心と体に大きな影響を与えるのです。

自分の状態を知り、それを良いエネルギーに変えていく努力。
プロたちに聞いてみても
最初は抵抗があるそうですが、
何度も実践し続けることで慣れてくると
自然にセルフトークが変わってきます。

まずは、恥ずかしがらずに
自分のセルフトークを言葉に出してみましょう。

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