10年後の伸びしろを作りましょう

新年あけましておめでとうございます。

新たな年が始まりましたね。
皆さんは、どんな一年にしたいと思われていますか?
目標を立てて努力しようとされる方も多いでしょう。

努力には2つあります。
「目に見える努力」と「目に見えない努力」です。

皆さんはどちらが得意ですか?

この質問をすると、目に見える努力をしている人の方が多いように思います。
目に見える努力をしている人の方が多いのは、
短い期間で結果が見えて、評価もしやすいからです。

見えやすい努力は、近くのものを手に入れるためにはよいと
思いますが、短期的な取り組みになりがちです。

目に見えるものに偏ってしまうと、飽きてしまったり、
結果が出なければ諦めてしまったりします。
そしてまた、新たな目に見える目標を探していきます。

何かを手に入れるために目に見える努力だけをしていては、
どこかで限界がやってきます。

本当に手に入れたいものは目に見えないのではないでしょうか。
何かを手に入れるという思考とはまったく違う視点で
物事を見たときに、はじめて気が付くものです。

目に見えない努力とは、あなたに与えられた才能を開花させること。
そのために「才能の伸びしろ」を作っておくことが大事です。

「才能の伸びしろ」とは、しっかりした土台とも言い換えられます。
しっかりした土台があればこそ、大輪の花が咲くのです。

土台を作るために必要なことは、目に見えない努力です。
たとえ結果が出なくても、地道に続けること。

目に見えない努力をするのは難しいものです。

皆さんは、目に見えない努力を何かされていますか?
これからやってみたいことはありますか?

私の場合は、8年前にブログを立ち上げました。
ほとんど読まれない時期が長く続きましたが、
たとえ読まれなくても、無性に書きたいことがありました。
上手く書けるときも、まったく書けないときも、
ただ自分の考えを整理し、伝えることをやり続けてきました。

そのブログの記事がゴルフダイジェストの編集者の目にとまり、
幸運にもコラムを持てることになりました。
ブログを立ち上げてから5年が経っていました。

目に見えない努力は、無駄に思えてきます。
なぜなら結果もすぐには出ないので、
何のためにやっているかが分からなくなるからです。

そればかりか、後退しているように感じることもしばしばです。
短期的な目標の達成を目指していたら、嫌になって
諦めてしまっていたでしょう。

才能の伸びしろを作っている時間は種まきをしているようなものです。
5年後、10年後の大きな飛躍のために大事です。
しかし、目に見えない5年後、10年後のことに、
今取り組むのはなかなか難しいものです。

いつか本が商業出版できればいいなとは思っていますが、
目標にはしていません。
禅の師匠は何冊もベストセラーを出版されていますが、
1冊目は思い切り苦しむ方がいいと言われました。

早く世に出したいと焦る気持ちがどうしてもあるのですが、
自分の考えを深め、しっかりと準備しなさいということだと
思います。

コンサルタントの友人には、「一冊目の本を出す時には、
2、3冊目の原稿または構想が出来ていることが大事だよ」と
言われました。
出版が目的になってしまうと、一発芸人のように
1冊目で終わってしまうそうです。

さまざまな方を見てきて、才能の伸びしろは
特に50歳以降に大きな差が出てくるようです。

本物を目指して土台を作ってきた人は、目先の結果に向けて
走ってきた人に比べて、50歳以降の伸びしろが大きいのです。

どこかでいつも表面的な結果で終わってしまう。
なかなかもう一歩深められない。
そういう方は、10年後の伸びしろを意識してみることをお勧めします。

といっても、すぐにやりたいことが見つかるわけではありません。
早く見つけようとするのは、すぐに出る結果を求めている心です。

すぐに結果が出るものではなく、自分が少しでも心惹かれるものについて、
無駄なようにも思う努力をしてみるのです。

興味あることを無償でやってみる。
損得ではないご縁を作る。
結果がすぐには出ないことに取り組んでみる。
一見すると、無駄で徒労に終わりそうなことをやってみる。

見えないものに打ち込んでいると、そこから何かが必ず見えてきて、
将来の伸びしろのためになります。

私が本物だなと感じる方は、すごいことを求めていません。
また、多くの人に影響を与えることにも興味がありません。
ちょっとしたことに夢中になっています。
一見すると変化がないところに変化を見出すのが上手いのです。

伸びしろを作るというのは、それまでやってきたことを
延長することではありません。
別のステージへの挑戦であり、初心者からスタートすることです。

私が今取り組んでいる目に見えない努力は、
アメリカへ行き続けていることかもしれません。

新たな文化を理解することに挑戦する。
語学を習得しようとする。
新たなご縁を作っていく。

挑戦をはじめて5年目になりましたが、
最近、国や民族という違いに対して、
自分の中に作っている高い壁に気づきました。

5年たって気づいたことが相手と自分を区別する心だった
というのは、悲しい事実でした。

だからこそ、この壁を超えていきたい。
「和」を追求していきたい自分がいます。
アメリカへの挑戦は自分を初心に帰してくれますね。

ぜひ、目に見えない努力で10年後の伸びしろを作っていきましょう。

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ

このページの先頭へ