スポーツのメンタルトレーニングと禅 点を線にする

いい結果を出したいから選手達は燃えます。

いかに目標へ挑戦していくかは、どのスポーツでも大きなテーマです。

ただ目先の結果を求めすぎると、目標は壁となり跳ね返されてしまいます。

ゴルフでいえば、その日のスコアにこだわれば、一つのプレーのミスに動揺します。そして、次のプレーが怖くなります。

これは、物事を点で捉えている状態といえます。

点のプレーとは流れが切れている状態。
一つ一つのプレーがバラバラになってしまい、
パフォーマンスは不安定になります。

流れの大事さはどのスポーツでもいっしょですが、流れとはまさに点と点がつながって線になっている状態と言えます。

いかにスコアという目標を点ではなく、線で捉えられるか。
目標の設定方法もメンタルトレーニングの大事なテーマです。

目標には入り口と出口があります。

選手達は、出口ばかりを探しがちです。すると、出口が見えないということになるのです。自分がどこにいるのか分からないと、不安や焦りばかりが募ります。これは決していい心の状態とは言えません。

出口を探す前に、どこから入っていくか。入り口を間違えると、いつまでも出口には辿り着けません。

メンタルトレーニングでは目標が線となるための入り口を、選手達と探していきます。

目標が線になったとき、自分がどこにいるのか見えてきます。そして、次にやるべきことがはっきりとしてきます。

目標の捉え方によって、それは壁にもなり、それは流れにもなるのです。

目標が線になったとき、一つ一つのプレーに流れが生まれます。そして、一つ一つのプレーに安定感が生まれてきます。

結果的に、目標を突破していたということになるのです。

そして、線で終わりではありません。

そして、線から面に出来るか。

面になってくると、いわゆる底が出来てきます。

しっかりした底を作ることで、自信が生まれてきます。

上へ上へと向かうだけが目標ではないのです。しっかりとした土台を作ることで、高い建物が立つのです。

目標を突破するために、目標の設定方法をいろいろ工夫していきましょう。

週刊ゴルフダイジェストに連載中のメンタルトレーニングのコラム「禅の境地へ」第150回のテーマは、「底を作ろう」です。

興味のある方は、ぜひご覧ください。

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