禅とメンタルトレーニング 藤田一照さんとスポーツを熱く語る

先日、ゴルフダイジェスト誌の企画で藤田一照さんと対談させていただきました。

禅の師匠として、一照さんからはこれまで坐禅から宇宙の話までいろいろなことを学ばせていただきましたが、スポーツのメンタルトレーニングの話をさせていただくのははじめてでした。

 

実は、一照さん、漫画が大好きで、これまで「プロゴルファー猿」「あした天気になあれ」「風の大地」などいろいろなゴルフ漫画を読まれていました。さすがスーパー禅僧ですね。合気道をされていたこともあって、禅とスポーツの相関性についても独自の意見を持っておられました。

 

呼吸法の話から無心のプレーまで話題は尽きず、スポーツの可能性について大いに語り合うことができました。

 

今回は呼吸法というテーマでしたが、一照さんの解説は絶妙でした。

 

「これという正しい呼吸法というものはありません。正しい呼吸法を習得しようとするほど、それは今まで生きてきた頑張る方向と同じ呼吸になってしまいます。手放す方向というのは、普段やっていることと真逆の方向です。息をコントロールしようとするのではなく、今起きている呼吸に細やかに親しむことで自ずと調っていくのです。」

 

最後の締めはスラックラインで(笑)スラックラインがまさに禅という感覚が、記事になれば嬉しいですね。個人的には、スラックラインはどのスポーツでも基礎トレーニングとして取り入れたらいいと思います。

 

個人的には、これまで一照さんから学んだ禅の実践についての中間試験だったかも。落第してなければいいのですが(笑)

 

楽しすぎて、脱線ばかりだったので、編集者の方は記事にするのが大変だと思います。お忙しい中、快く取材を受けていただいた一照さん、素晴らしい企画をしてくださったゴルフダイジェストさん、本当にありがとうございました!

 

今回の記事は、来週の週刊ゴルフダイジェストに掲載される予定です。また、発売が決まりましたらご案内します。