40歳からのアメリカ修行日記160 あなたにとって禅とはなにか?

やっちゃいました。アメリカでの「ゼロの対話」。

今回の会は、禅のご縁で出会ったアメリカ人女性の尽力で実現しました。

対話のテーマは「あなたにとって禅とは何か?(What does Zen mean to you?)」

参加者は、皆さん普段から坐禅をされていたり、すでに出家得度されていたり、クリスチャンだけど仏教に興味があるという方など。中には14歳で禅に目覚め本を読み出したという女性もおられました。

対話では、自己紹介も会に来た目的のシェアも一切なし。「No bias」という感じでしょうか。そういえば、日本で禅の勉強会に参加しても、別れるまでお互いの仕事など社会での属性はほとんど知らないまま。先入観を持たないから見えてくる姿があります。

苦しみについて、いかに十分と感じる心を大事にするか、禅との出会い、今を生きること、他者にいかに貢献するか、それぞれが体験の中で感じたことについて話してくださいました。

アメリカなので、すごくおしゃべりなのかと思いきや、かなり静かな雰囲気で進みました。真剣に耳を傾けている感じです。

私自身、下手な英語でもすごく話しやすかったのは、皆さんの受け入れようとする表情のおかげだと思います。正しい間違いをジャッジするような発言や具体的な理由を聞く質問もありませんでした。

禅という共通点を通して、言語的な納得や議論ではない「目に見えないつながり」をベースにできていたようにも感じます。

ある男性の参加者は、「予想していたものとは、まったく違っていた。すごく静かに自分のことを話せたのが印象的だった」と言われていました。

禅の体験を語り合える仲間が欲しい。お互いの経験から自分の修行をさらに深めていきたいという思いがずっとありました。

同じような思いをもった人が果たしてアメリカにいるのか。今回、これまで持ってきた疑問を行動に移すことができました。

参加者が次回もさらに対話を深めていきたいと言ってくれたのは本当に嬉しかったです。

これも藤田一照老師のもとで、仲間達と切磋琢磨させていただいた経験が生きているだと思います。

禅は私をどこに導こうとしているのか。私に何が出来るのか。過去も今も自問自答は続いていますが、新たな旅がスタートしました。

これから、日本をはじめ世界で「あなたにとって禅は何か?」の対話をやっていければと思います。ピンときた皆さんとのご縁をいただければありがたいです。   

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